日本流、真の患者利益とは
あべ歯科クリニックでは米国歯内療法専門医と米国歯周病専門医のレクチャーを受けています。
膨大なエビデンスに裏打ちされた彼らの知識と術式には舌を巻く。
彼らから受けたレクチャーを実践するのは勿論
患者さんが希望される場合や難易度が高いと判断した場合には患者さんの真の利益の為、
彼らを紹介させていただくことがあります。
勿論、歯科は世界共通ですが歯科医療事情は各国で異なる。
同じ勉強をするのでも英語と日本語では情報量が違いすぎる。
近代歯科は欧米からの輸入品。
私が彼ら米国歯科治療専門医と接していて感じることは
歯科医学に誠実であるということ
患者にも歯科医学にも自分自身にも嘘をつかない、ごまかさないということだ。
日本での歯科医療は、良いか悪いかは別にして『取り敢えず』が横行している。
日本流、真の患者利益ある歯科医療
そのためには彼らのコンセプトを知り、共有することから始まるのではないかと思っている。
今の日本ではまだまだ患者が十分な歯科知識を持ち
自分の歯科治療を選択している状況とは言い難い。
私はとてもあり得ないのだが
近くて便利だから。
新しくて綺麗だから。
そんな信じられない理由で歯科医院を選択している患者さんが非常に多い。
大丈夫か?私だったら怖い。
歯科で勤務しているのに
自分の歯科医院では絶対に治療しないスタッフが多い。
スタッフはよく知っている。
知り合いがいたらよく聞いてみたらいい。
私が知る歯科情報をもっと発信することで
患者さんが自分に最適な歯科医療を選択できようになること
それが今の自分にできる日本流、真の患者利益なのかもしれない。