セラミック治療は材料だけではうまくいかない
https://www.youtube.com/watch?v=-SENjrDcwug
セラミック治療はほとんどの歯医者でやっている。
しかし何処も同じだと思ったら大間違い。
術前術後の写真なんて重要だけど本当はどうでもいい。
モノの写真も重要だけど本当はどうでもいいとさえ思っている。
いくらでも細工できるし、 どれくらい持つかなんて解らない。
セットしたては綺麗に決まっている。
たまたま永く持つのもあるだろう。
根管治療も同じ。
根管充填のレントゲンだけでは何も解らないのです。
ラバーダムをしていなくても
綺麗な根管充填されたレントゲンは撮れる。
保険診療では何よりそれが重要とされるが。。。
どうなったのか、より
どのようにしたのか。
これが大事だと思っています。
セラミック治療のチェアサイドでのポイントは
①スムーズなフィニッシュライン
②エナメル質の確保
②丸みのある隅角
③適切な厚みの確保
④象牙細管の封鎖
⑤精密な印象採得
⑥段差、隙間のない修復物の確認
⑦歯面処理・セラミックスの表面処理
⑧防湿(ラバーダム)
⑨十分な光照射による重合、セメンティング操作と取り残しのないセメント除去
⑩レントゲンによる最終確認
セラミックを使うだけで自由診療だが内容は皆全然違う。
臨床的に問題ないとか言って手抜きされてないですか?
タチが悪いのは
歯医者が手を抜いていると思っていないことです。
ルーティーンで行なっていることがすごく大事。
なかなか急にはできないんですよ。
ちなみにセラミック治療じゃなくてメタルでもおんなじ。
銀歯だとむし歯になるからセラミックにしましょうとか。。。。
銀歯でむし歯になるならセラミックでもなりますから。。。
あべ歯科クリニックの顕微鏡歯科では
上記のポイントほぼ全てを
患者さんと一緒に確認、説明することができます。