大分市のマイクロスコープによる世界レベルの歯科治療は【あべ歯科クリニック】へ

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マイクロスコープによる治療

あべ歯科クリニックの精密保存治療

  • 精密むし歯修復治療

    治療の繰り返しでも歯が無くなり抜歯になります。本来のむし歯治療はむし歯にならないように生活習慣を改善することですが、感染歯質に関してはラバーダム、マイクロスコープ、う蝕検知液、MTAセメント、Er:YAGレーザー、コンポジットレジンを使うことにより修復し、むし歯の削りすぎ、取り残しをなくし、接着操作を確実にすることで再感染を予防します。

  • ラバーダム防湿

    唾液1ml中に250〜300種類の細菌が7〜8億含まれています。感染症である歯科疾患は唾液や呼気から歯を隔離する必要があります。そのため無菌的処置、接着処置には必須処置です。歯内療法専門医ではラバーダムの出来ない歯は抜歯です。他にも器具の誤飲や使用する劇薬が口腔内へ漏れることを防いだり、舌の巻き込み防止、術者が集中できる、口を開けておくサポートなどのメリットがあります。1864年から全世界で行われていますが日本での使用率は5.4%(Suda2011)です。

  • う蝕検知液

    できる限り健全歯質の削りすぎ、感染歯質の取り残しがないようにします。感染層のみを染め出すようにポリプロピレングリコールを基材とするう蝕検知液を使用します。また相互感染のないようにディスポーザブルのマイクロブラシまたはスポンジで塗布します。染色部位を取りきった後はスプーンエキスカにて確認、器具の届かない象牙質とエナメル質の境界などはEr:YAGレーザーにて滅菌蒸散処置します。

  • Er:YAGレーザー

    マイクロスコープ下で治療していますが細菌は電子顕微鏡でなければ確認できません。細胞侵襲が最小限で滅菌できる温度変化の少ないEr:YAGレーザーにてむし歯治療、根管治療、歯周治療、インプラント周囲炎に対応しています。

  • セレクティブエッチング

    セルフエッチングプライマーではエナメル質に対する接着強さはリン酸エッチングに劣るためエナメル質だけにリン酸を塗布します。象牙質に付着すると脱灰力が大きいためボンディングレジンが十分に浸透しきれず樹脂含浸層の深部にレジンによってカバーされない脱灰部分が残存し、この部分が徐々に加水分解されて接着力が破壊されます。エナメル質と象牙質の境界は裸眼ではほぼ確認できないため顕微鏡下にて確認します。

  • ボンディング

    接着剤であるボンディング剤が歯に付いていなかったり、エアブローしても厚すぎるとレジンが接着しません。メーカー指定時間作用させるだけでなく全面に塗布できているか、液だまりがないかを顕微鏡下にて確認します。光が拡散する照射器では距離が離れると光の強さが弱くなるので近づけて照射する必要があるのですが、口腔内では条件が厳しいことも多いので光の拡散が少なく直線的な照射器が有利です。光強度が400mW/cm2以上の照射器を使用し、各ステップの照射において 照射時間をできるかぎり延長しています。

  • コンポジットレジン修復

    気泡が入らないように、スムースな移行面で段差ができないようにレジンペーストを充填していきます。審美性を上げるため2〜3種類のレジンを何層にも分けて築成します。コントラクションギャップも小さくなる為辺縁封鎖が高まり2次感染を予防します。治療期間に関して1日で終わることもできるというメリットもあります。

  • セレックトリートメント

    セラミックブロックを用いたCAD/CAMによる修復です。レジンの硬さでは長期的な機能回復に不安がある修復にはセラミックスを用います。セレックトリートメントのメリットは型取りが写真で可能なことと、治療期間が最短1日で終了することが可能なことです。色や形態は歯科技工士にかないませんが接着修復による2次カリエスの予防、メタルフリーで金属アレルギーの予防は達成することができます。

将来を見据えた自由診療