HOME > 初めての方へ > 安心の滅菌処理 > 院内感染防止対策に取り組んでいる医院の判断基準
院内感染防止対策は多大な設備投資を必要とします。
そのために多くの歯科医院で実施できていないのが
現状です。
では患者さんはいったいどのようにして院内感染防止対策を行っているかどうかを
判断すればいいのでしょうか?
ひとつの基準になるのは 歯科外来診療環境体制加算と言う加算点数を算定している歯科医院かどうかです。
点数は初診時に23点(230円)、再診時に3点(30円)です。どういう訳か平成30年4月の保険改正でそれぞれ20円、10円報酬を下げられています。この点数を算定している歯科医院は社会保険事務局に実施内容を書類にまとめて申請し認可を受けています。全国で現在7,800歯科医院が認可されています。全体の約11%です。
歯科診療時の偶発症など緊急時の対応及び感染症対策としての装置・器具の設置などの取り組みを行っている体制のことです。あべ歯科クリニックは、厚生労働大臣が定めた施設基準に適合し、地方社会保険事務局長に届けを出している医療機関です。
地方社会保険事務局長に届け出をして、安全で安心できる歯科医療環境が整っていないと施設基準をクリアすることができません。
この歯科外来診療環境体制加算は歯科診療の特性を踏まえ、患者さんにとって、より安全で安心できる歯科外来診療の環境の整備をはかる取り組みに対する評価です。しかし、この点数はきちんと対策を行った場合に必要なコストをまだまだ大幅に下回っているのです。