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インプラントは人工物ですので、虫歯になることはありませんが、天然の歯根と同じように骨に埋まっています。
ですので、ご自身の歯以上にケアしないとインプラント周囲組織に感染が生じる「インプラント周囲炎」になる可能性があります。
2008年ヨーロッパ歯周病学会のレポートによると、インプラント割合で12~43%、患者割合で28~54%、2017年日本歯周病学会では定期的にメインテナンスに来院している患者を対象に調査し、インプラント周囲粘膜炎33.3%、インプラント周囲炎は9.7%であったと報告があります。
インプラント周囲炎は自覚症状が少なく、今現在、有効な治療方法がない病気ですので歯科医院でしっかりと検査し、その存在を把握する必要があります。
メインテナンスをすることで、インプラント治療で手に入れた幸せを長く守れるのです。