小児矯正
どうして歯並びが悪いのか
最近はご両親のむし歯予防に対する意識が高いため子供達のむし歯の数はかなり減少してきました。
逆に歯並び、噛み合わせの悪い子供達が増えてきています。
食べる物の変化が大きく影響しています。
咬みごたえのある食事が中心だった弥生時代に比べ、加工食品やファーストフードなどの柔らかい食事が好まれる現代の咀嚼回数は1/4にまで減少しています。
これにより現代人の噛む能力は低下し顎の成長に影響を及ぼしています。
また、市販の離乳食のように昔に比べ乳幼児期の栄養状態がよくなっているせいか永久歯が大きくなってきているという研究データがあります。
結果、顎が小さく歯の並ぶスペースのない子供達が増えています。
歯並びだけでなく、いつも口がポカンと開いている子供達の姿勢や集中力の無なさ、無気力感など子供のうちに改善できることがたくさんあります。
子供の歯を矯正をするメリット
なぜ大人になってからではダメなのか?
歯科医のなかでも矯正治療をいつ始めるべきかには2つの考え方があります。
身体の成長が終わり顎の大きさや歯の大きさ、形が決まってから矯正治療を始めるという考え方と
成長の途中で出てきた異常をその都度矯正していくという考え方です。
前者では成長の終わる女子で13歳、男子で15歳くらいから2年くらいかけて治療を行います。
後者では成長に応じて矯正を行うので時期や期間はまちまちで長くなることもあります。
成長発育が終わってからでは抜歯することが多くなり、成長発育を利用すれば抜歯の可能性は少なくなります。
当医院では後者の治療法を選択しています。
ただし、早期に治療を開始してもⅡ期治療、成人矯正が必要な場合があります。
また遺伝的要因や骨格的要因があったり、治療の開始時期・進行が遅い場合は成人矯正が必要になります。
しかし、子供のうちに正しい機能を取り戻す事ができれば歯並びをそれ以上悪化するのを防げたり、
きれいな歯並びや噛み合わせにすることも可能です。かっこいい、バランスのとれたお顔にも成長します。
大体が取り外し可能な装置であり、成人矯正に比べ痛みが少ないのも大きなメリットです。
抜歯矯正
成人が安定した噛み合わせと審美的に美しい歯並びを獲得するために抜歯が必要になる場合はあります。
顎と歯の大きさのバランスが合わない、正しい機能が与えられないなど。
しかし1〜4本の歯を抜くと歯列は小さく、噛む面積も少なくなってしまい咀嚼をする上でかなり
ハンディキャップになってしまいます。